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アラモアナショッピングセンターと同じ位の広さを持つ養魚池はハワイの歴史の貴重な遺産です。約800年の歴史を持つこの池は南太平洋に住む諸部族の中で唯一魚の養殖を行ったとされるハワイの人々の歴史の証明となるもので、現在残っているただ一つのものです。
池の深さは全体に浅く1- 1.5mです。これは太陽の光が池の底までとどき、魚の餌となる藻や珊瑚類を成長させるためです。池は目の前の海とつながっていて、小さなさかながどんどん入ってきます。池で成長するとゲートを通れずもう海には戻れないと言う仕掛けです。なんと智恵のあるやり方でしょう!
現在は積極的に魚が養殖されており、市場にも出荷されています。
色々な種類の魚、海老類などが住んでいます。有名なのはテラピア(泉鯛)です。また、ここには伝説があり、森に住むメネフネ(小人の妖精)が夜な、夜な山から石を運んでこの池を造ったと言うものです。近くの森でメネフネが覗いているかも知れませんヨ。 |